カロリーヌシリーズの中でも、とても面白くって楽しい作品です。
家の子は、題材の「ガリーバー旅行記」をまだ読んだことがないのですが、そんなことは関係なく楽しめました。
カロリーヌが誕生日に、「ガリバーのぼうけんりょこうーふしぎなくにへ」という本をプレゼントされるところから始まるお話です。息子の誕生日に合わせて、読みました。
カロリーヌが、その本を読みながら眠り込んでしまいます。目をさますと・・・なんと縛り上げられているではありませんか。おまけに小さな犬達に取り囲まれていたのです。
リリパット国ではなく、ちびいぬ国へ来てしまったのです。
奇想天外な展開は、原本通り文句なく楽しめます。
おまけに、なぜかちびいぬ国の景色を描いているところに、日本人の私達には、富士山にしか思えない山が描かれているのを見つけて、息子が興奮。
その後、でかねこ島へたどり着いたカロリーヌは、そのでかねこが、友達のプフとノワローだと気付いて激怒。
と、思ったらなんと夢だとわかり大笑い。
ワクワクするような楽しい展開が、子供をあきさせません。