女の子がどんなにパパが大好きか、そしてパパがどんなに娘を愛しているか、痛いほど伝わってくる絵本でした。
一緒に遊んでくれるし、素敵なお洋服も作ってくれるし、お料理だって出来ちゃう!
こんなパパがいたらいいなぁ〜!
でもなんとなく寂しい気持ちになったのは何故だろう。
ママが全く出てこないせいかな。
もしかしてママはいないのかな・・
あとがきを読んで、そんな心配は無用だったと思いました。
この絵本のパパは、永遠に、無条件に私を愛してくれる人のこと。
だからこんなに優しく、温かく、大きな存在なのですね。
私も、私の子どもたちにとって、そんなパパのような人間でありたいと思いました。
いつだって、子どものそばに寄り添って、大きな愛を与えられるような。
繊細なタッチと、優しく心に染みわたるような色遣いの挿絵がお話にピッタリで、とても癒される絵本です。