『THE STEAM SHOVEL THAT WOULDN’T EAT DIRT』が原題。
デュボアザンの作品ということでセレクト。
スチームショベルというアイテムも古風で、その造形にもびっくりです。
バートンの『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』とはまた違った展開ですね。
スティーブというスチームショベルが主人公。
勤勉な働きをしていて、自分の仕事に誇りを持っていたのですが、
男の子の「汚い」の一言で、傷ついてしまうのですね。
そう、その後の行動は、暴走というよりは迷走。
ハプニングにはなりますが、憎めません。
もちろん、ちゃんと自力で元の鞘に収まるのですからね。
無機質な働く車に命を吹き込んだ作者に、拍手!
小学生くらいから、でしょうか。