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新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

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さむがりやのゆきだるま」 花散里さんの声

さむがりやのゆきだるま 作:三田村信行
絵:小野 かおる
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1978年
ISBN:9784338013246
評価スコア 4
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みんなの声 総数 9
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  • 矛盾を抱えて存在する意義

    • 花散里さん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子8歳、男の子3歳

    「さむがりやのゆきだるま」
    そう、雪だるまなのに寒がり!
    鍋焼きうどんを食べ、お酒を飲み、お風呂に浸かり、布団に入り・・・
    でも体が雪でできているから、どんなにあっためても、寒い。
    そして、どんどんと溶けていき、
    それでも最後まで「さむい、さむ・・・」とつぶやき、
    最後はお布団の小さなしみに。
    そのしみもお日様に干したらなくなってしまう。

    いわゆる「かわいい」オチはなし。
    「ああ〜いいお話だったな〜」と感動するものでもない。
    しかし、頭の中には作者が問いかけるものが残る。
    私にとってそれは「矛盾を抱えて存在する意義」。
    人間、さまざまな矛盾を抱えて生きていて
    できることなら、その矛盾を無くしたいと思うけれど、
    その矛盾を無くすことは、その人間ではなくなることなのか、と。
    うーん、難しい。

    作者の「おとうさんがいっぱい」も、存在の不確かさを描いたものでしたが、
    このようなテーマの絵本、児童書は私はほかに見たことがありません。

    投稿日:2008/01/25

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