何年も前に雑誌や新聞の社説に取り上げられていたのを読んで、もう一度読みたいとずっと思っていたところ、本屋で偶然見つけて急いで買いました。
目には見えなくても愛や思いやりといったものが確かに存在するように、サンタクロースもまた目には見えないけど存在するんだよと、新聞記者が社説の中で小さな女の子に語りかける実話です。
何度読み返しても涙がこみあげてきます。大人はこうやって子どもに夢やロマンを抱くことの素晴らしさ、人を愛し思いやって生きることの大切さを説いていくべきなんだと思います。
私はこの本を読んで以来、サンタの存在に疑問を抱くようになった子どもたちに、「お母さんはサンタさんを見たことはないけど、いるって信じてるよ」と話しています。