これは、ある8歳の女の子がよせた質問に、新聞記者が社説という形で答えた文章が、そのまま絵本になったものだそうです。
この時期になると、本屋さんや図書館でよく目にするので、借りてみました。
うちの子は4歳と7歳。4ページめくったところで、2人が声をそろえて「何のことか意味わかんない。」
たしかに「人間とは」とか「宇宙」とかちょっと言葉が難しい。
ほんとにサンタさんっているの?って疑いを持ち始めた小学校3年生の子が読んで納得していたって聞いたことがあるから、うちの子には、ちょっと早すぎたみたいです。
でもね、目に見えるものだけがすべてではないということ、信じるということのすばらしさ、お父さん、お母さんが読むとよいですよ。
子供には意味がわからなかったけど、私自身が、これを読んで胸にじーんと来ました。この本を読んだ後、
「サンタクロースってほんとにいるの?」
と聞かれたら「どこかにぜったいいると思うよ。」って、自信を持って答えるでしょう。