「にじいろのさかな」「うさぎのホッパー」「ペンギンピート」シリーズで知られるマーカス・フィスターの作品。
特に、「にじいろのさかな」シリーズは、全世界で1300万部以上売れている超ベストセラーなので、読まれた方も多いはず。
はりねずみのミシュカは、周りにあるものが好きで、ごろごろ雲を眺めるのも好きです。
そんなミシュカを見て、おじいさんが、幸せ探しを命じるのです。
その結論がふるっています。
「いつか しあわせになろうなんて ぼくは ぜんぜん おもわない。
だって、いまだって もう しあわせなんだから」
幸せとは探すものではなく、今の生活が幸せだと思えること、だと諭してくれるそんな絵本です。
マーカス・フィスターらしい美しい絵と、魅力的なキャラクター達が堪能できる作品です。