一体、この本は、原作はどういう言葉が並んでいたんでしょうか?違和感なく、読めますが、その辺、とっても興味がわきます。
私は、この絵本をとっても面白く読みました。
ひとつひとつの、「文字」のときは、意味もなく、とっても弱い存在です。
意味を持つ、「言葉」になって、そして、それらがくっつきあって「文章」になります。
そして、その「文章」が『伝えたい意思』を持つと・・・
それはそれは、強いものになります。
この絵本では、『だいじなこと』は
ちきゅうにへいわを
すべてのひとにやさしさを
せんそうはもうまっぴら
だと、言う言葉を作ります。
伝えたい気持ちは、ほんの小さな文字たちに魂を与え、人の気持ちをも動かすんだな・・・と思いました。
私も、ステキな言葉を発することの出来る人間になりたいものです。
5歳の子供には、そこまでの解釈は難しいようですが、ひらがなが、だんだんくっつきあって、文字になっていくので、面白いようです。
国語の教材にもなりそうなお話でした。