作者のとりごえまりさんが、公園にいた子ねこを実際に家族に迎えるまでのお話。
すでに2匹のねこを飼っていたとりごえさん。
ねこに大切なことが何かをしっかりと心得、不安や心配に襲われながらも、適切な行動をしていることに感心させられます。
これまでとりごえさんの絵本を数多く読んできましたが、優しく心温まる作品が多いことに、なるほどという思いがしました。
本当に優しい方なのですね。
捨て猫や保護されるねこの未来は、明るいものではありません。
私たちが何かできること。
それはまず、この現実を知ることなのではないでしょうか。