市内の読み聞かせグループの集りの時に、ほかの小学校読み聞かせをしている方が紹介していて、そういえば大人になってから「雪女」は読んだことがないな。と思って、図書館で見つけてきました。
絵本で「雪女」の作品は検索するといくつかありますが、この絵本(イラストが伊勢英子さん)に限っては、幼児よりはむしろ中高生や大人向けの作品に仕上がっているように思います。
表紙の絵も氷のような白い女の人の肩から上が描かれていて、不気味な感じが醸し出されていますし、原作が小泉八雲もなだけに、北国にのこわい昔話。というよりむしろ、雪女の恋物語にメインを置いているので、小学生くらいの子には難しい印象を与えてしまう気がします。
伊勢さんの描く、主人公の巳之吉(みのきち)が超イケメンなので、それが絵本のすべてではありませんが、興味のある方は要チェック!
こんなイケメンなら、雪女も惚れてしまうかもと、納得でした。
また、このお話では雪女が巳之吉ともうけた子どもの数が、男女合わせて10人と記されていて、そこにもびっくりしてしまいました。