雪がしんしんと降る日、かあさんうさぎがシチューを煮ています。
「どうして そんなに たくさんのシチューを つくるの?」
家族が食べきれないシチューを作るわけとは・・・
やさしさの連鎖・・・というのでしょうか。
かあさんうさぎととうさんうさぎが、こどもだったころ、
ふたりで遠くまで遊びに行った帰り道、
雪に降られ、まいごになったそうです。
そんなとき、しんせつなひつじの老夫婦に、
あつあつのシチューをご馳走になったことがあったそうです。
小さい頃に受けた親切を覚えていて、
今度は、かあさんうさぎが、困ったひとたちを温かくおもてなしをする。
なんて素敵なことでしょう!
寒い寒い冬、心のこもったシチューは、
心も身体温かくしてくれます。
心温まるお話しは、私たちの心もあったかくしてくれました。