『DEMOLITION』が原題。
ストレートな訳ですが、妙に説得力があります。
加えて、打楽器奏者による訳文というのも魅力的です。
こうじのえほん、と副題にあります。
ニュージーランドの作家さんによる解体工事現場の描写です。
日本とはやや違うようですが、その迫力はほぼ同じだと思います。
安全服やヘルメットなどの準備をする男女スタッフが頼もしいです。
そして重機を操り、作業開始です。
壊す描写もさることながら、何と言っても、オノマトペがすごいです。
文字も様々なフォントや装飾が施され、音が視覚化されています。
もちろん、リサイクルの視点もぬかりはありません。
幼稚園児くらいから、きっといろいろ感じてくれると思います。