幼稚園の年長の次女にプレゼントしました。寝る前の時間に「長いから途中までね」といいながら読み始めたのですが、読んでいる私も楽しくなってきて、次々とページをめくることになってしまい、結局読み切ってしまいました。
「ぼく、食べられてもいいんです。でも、お掃除はおぼえたくありません」と繰り返す、自立していて意地っ張りなゲルランゲ。そんな性格や、そうじがきらいなところも、娘とそっくりで笑えました。娘も共感したに違いありません。
堀内誠一さんの絵も素敵です。ゲルランゲはもちろん、マヌケだけど憎めないオオカミや、ずる賢い?!キツネなど、脇役の動物たちも活き活きと描かれていて、賑やかで楽しい雰囲気になっています。