私自身は知識絵本の類はあまり好みではないのですが、息子の趣味は分からないし、と思って、低年齢が対象の『ちいさなかがくのとも』シリーズを試してみました。
息子は動物が大好きなので描かれた象の姿を興味津々で見ていましたが、象の鼻の役割が一通り描かれていることには気付いていない様子でした。
絵は柔らかながら細部も詳しく書かれており、きれいです。ただ、この手の絵本では仕方ないかもしれませんが、どうしてもストーリー性に欠けるので、繰り返し読み聞かせる私が飽きてしまいます。
【事務局注:このレビューは、「ながーい はなで なにするの?」ちいさなかがくのとも 2009年11月号に寄せられたものです。】