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鬼遊び 地獄のお囃子」 しいら☆さんの声

鬼遊び 地獄のお囃子 作:廣嶋 玲子
絵:おとない ちあき
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2019年06月27日
ISBN:9784338330022
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 3
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  • 怖いだけではありません!

    「わらべうた」に続きすぐに
    読みたくて図書館でさがしたのですが
    既に借りている小学生がいたようです
    おばさんも
    すぐに図書館に予約しました(笑

    「小学生は好きですよね
    怖い本、かなり借りていきます」
    と、司書さんもおっしゃっていました

    昔も今もこどもは「鬼ごっこ」は好き!
    「いろおに」「かげふみ」「てつなぎおに」「缶けり」・・・
    いろいろバージョンにして
    楽しめます

    よくよく考えると
    怖い・・・遊びですよね

    大人が「だめ」ということに
    反発する気持
    とか
    約束、決まりごとを守りたくない
    とか
    そういう「あまのじゃく」な気持というのは
    みんな大なり小なり
    あると思うのです
    「躾」で単純に決まり事を守らせるのは
    どうなのかなーと
    私はなまいきにも
    子どもの頃から思っていました

    逆に
    こどもが自分で「気付く」ことが大切かなと
    戒めーという意味合いでも
    こういうお話を知ると
    こどもは、自分で考えると思うのです

    古くからの言い伝え

    理由はわからないけど
    とか いう
    都市伝説のような(笑
    理屈ではないことを知る
    といいますか
    親や学校では学べない?
    不思議な世界を垣間見るような

    小さい頃
    「夕方は、日が暮れる前におうちに帰った方がいいんだよ
    「おうまがどき」って言うんだよ」
    と、近所の物知りお姉さんが言ってた
    「おうま」?って何だろう??
    と、なんだかよくわからないけれど
    大好きなお姉さんが言うんだから、間違いない

    後から、本を読んだり
    漢字で出てきて
    『逢魔が時』
    妖怪や魔物に遭遇しそうな時刻
    と、わかった時
    そういうことだったんだ!
    と、納得した
    そんな感覚を
    私は思い出してしまいました

    廣嶋さんの淡々としたこどもに媚びない文章
    時に、本当に怖くなる
    おとないさんのイラストに
    没頭してしまいました
    こどもの頃に出逢っていたら
    とりこ でしょうね(笑

    情が絡んだり
    時には、勇気をだすこと
    嫉妬
    絶対にしてはいけないこと 等
    いろいろ感情を動かされます

    親子で楽しめると思います

    投稿日:2019/08/25

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