子供の世界ならではの悩みを上手く書いている絵本だと思います。
何とか理由をつけて行きたがらない子ども。親としてはなんとかして学校に行ってほしい。親として受け止めてあげたいけど、子供の気持ちがわからない。
絵本を読んでみて、最後は学校内での問題が解決していないまま…だったので、続きのお話は、子どもと こんなときどうしたらいいのかな? と一緒に考えるキッカケになるな。と思いました。
実際子供がいじめなどで不登校になりかけたとき、客観的になれずにどうしたらいいのか…などいっぱいいっぱいになりながら、子供とぶつかっていました。何とか親子で乗り越えることが出来ましたが、この絵本がその時にあったら、子どもと二人で読むことで少し冷静に話し合えたんじゃないかなと思いました。
子供にとって親にいじめられていると話すことはとても勇気のある事だと思うので、子どもがいつもと違うと思ったら、そっとこの絵本を一緒に読んでみてほしいと思いました。