奥が深いお話の分、なかなか難しい絵本に思いました。
どうコメントを書けばいいのか、読み手自身の私の気持ちも一度読んだだけでは簡単には出てきませんでした。
「不登校の問題」、いじめによるものなのか、発達障害や学習障害などによるものなのか、様々な要因があると思います。
「行きたくない」という子供の気持ち、「行ってほしい」という親の気持ち、「どうにかしたい」という教師の気持ち。
立場によってこれも様々ですが、様々なりにそれぞれわかる気がします。
でも、大切なのは親の立場でも教師の立場でもなく、やっぱり子供の立場と気持ちなのでしょうね。
「学校行くのも悪くないかも」、そう思えるようにどうすればいいか。。。難しい課題ですが、多くの子供達にそう思える社会になってほしいと思いました。
でも、どうしてもそれでも行けない時は、行かない選択もあるのかなとも。
「ロングバケーション」それも時にはアリなのかも!
そこでまた何かパワーが沸き起こるかも知れませんしね。
ただ「命」だけは自ら決して消さないように。
「学校行くのも悪くないな、結構いいかも!」そう思える社会をみんなで目指していきたいものです。
いつ誰がそうなるかわからない問題、他人事ではなく考えていきたいですね。