作者である浜田桂子先生の読み聞かせを聞く機会があり、作られた背景や想いも聞くことができたのが、この絵本を深く知るきっかけでした。
この物語の前に出版された”まよなかかいぎ”では子どもたちの嬉しいや悔しいを一番近くで見ている身近な存在の文房具たちが出てきますが、この”るすばんかいぎ”では主人公の成長をずっと見守ってきた家具たちが登場。
題名を見てもどんなお話だろう?と興味をそそられますが、読んでいくうちに、こうやって小さい時から何度も何度も会議してきたのかぁ、これからもしていくのかなぁと思うと、心がほっと温かくなって続きが読みたくなる、そんな一冊です。
見守ってくれる、応援してくれる誰かの存在ってやっぱり嬉しいものですね。