この「クリスマスのまえのばん」の文章は、アメリカの古典ということで、同じクレメント・ムーアさんの文章にいろんなかたが絵を付けていますよね。
クリスマスの前の夜、みんなが寝静まった真夜中に、窓の外からかすかに聞こえるソリの音・・・。
まさに、今では皆が思い浮かべるクリスマスイブの様子が、とても生き生きと描かれた文章です。
この本は、ターシャ・テューダーさんの絵で、他の挿絵とまた違う独自の世界で、とてもとても素敵です。
色合いを抑えた絵が、しっとりした雰囲気です。
クリスマスのインテリア、ディスプレイに使いたいくらい。
言葉でこの素晴らしさをお伝えするのはもどかしいので、ぜひお手にとって見ていただきたいです。