1980年代後半の絵本界を席巻したと言えるきむら ゆういちさんのあかちゃんのあそび絵本の一冊です。
何て言ったって、125万冊の発行部数を誇るオバケ絵本です。
シリーズの中で、この本は読み聞かせしたことがなかったのですが、11冊の中でも優先して読み聞かせすべき一冊かも知れません。
やはり、この登場人物の親しみ易さもさることながら、食事は残さずに食べることが鮮明に描かれているからです。
しかけをめくると、まっさらのお皿が出てくるのは、秀逸だと思います。
他のシリーズ同様、あかちゃんの心を捉えることは間違いないと思いますが、特に外出用のおでかけ版が重宝するかも知れません。
0歳〜2歳までの必読書の一冊だと思います。