『トムとピッポさんぽへおでかけ』という絵本を読んで、過去にシリーズで翻訳出版されていたことを知り、全部読んでみました。
新訳の『トムとピッポさんぽへおでかけ』では、トムは三人称で描かれていたのですが、こちらでは、「ぼく」になっています。
トムがお父さんに絵本を読んでもらい、お父さんに断られると、今度は自分がピッポに読んでやるという展開です。トムはお父さんに本を読んでもらうのだ大好きだから、大好きなピッポには自分が読んでやろうと思うのですね。相手はぬいぐるみですが、こんな風に愛情が育っていくのかなと、感じました。
息子は、『トムとピッポさんぽへおでかけ』は好きなのですが、こちらの絵本にはあまり興味を示しませんでした。