実話だということで、衝撃的な、心に深く残る内容でした。
深い深い悲しみを背負った妹の後ろ姿が、心から離れません。
穏やかな口調ながらも、痛切な訴えのように響く姉の言葉が、離れません。
泣きながらただただ鶴を折る母の姿が離れません。
そして、「わたしを いじめたひとたちは もう わたしを わすれてしまった でしょうね」と残していた言葉。
遊びで、軽い気持ちで、いたずらでいじめる。
そんな加害者の、罪の重さを痛感し、考えさせる絵本。
息子にもよいタイミングで、読み聞かせようと思いました。
小学生以上に是非オススメします。