ネットニュースで存在を知った絵本です。
実話だということで、大人が読むとかなりずしんときます。
これが自分の家族だったら、、、と考えてしまうからかもしれません。
「わたしのいもうと」は普通の女の子だったのに、転校を機にいじめにあってしまいます。
しかも、かなり深刻なものです。
そして登校しなくなり、食事もしなくなり、家で絵本を読んだり、鶴を折ったりしていましたがある日、ついに亡くなってしまいます。
美しい花と一緒に描かれる、後ろ姿の「いもうと」。本当に読んでいて辛くなりました。
加害者たちはすっかり忘れて、中学生、高校生になっていくのに。
「いじめ」の重大さを考えるために、どの学校でも読んで欲しいです。
先生も生徒も、お父さん・お母さん方にも必読の一冊だと思います。