始め、この本を手に取った時には、
2歳半になる息子に妹が出来るので、妹を迎えるための準備の絵本を買ってあげたいなーと思い、
軽い気持ちで本屋さんで見てみたら、
内容が全く思っていたのと違い、
とても胸がしめつけられるような内容でビックリしました。。
「わたしのいもうと」がいじめに合い、
部屋から出なくなり、何年も何年も時が経ち、
最後には・・・。
「いじめ」って、いじめられる側といじめる側の感覚が
ものすごく違うんだなって事がこの本でよくわかりました。
いじめていた子達は中学へ行き、高校へ行き、
何事も無かったように毎日を送っている・・。
でも、いじめられた子は・・!???
あってはならないのに、無くならない悲しい現実。
こういう本を小学校や中学などで、
みんなの前で読んで欲しいなって思います。
皆が一緒にいじめってどんなものか、残酷なものだと言う事を考え合って欲しいなって思いました。
読み終わったあと、この内容が現実のモノだったと言う事を知り、とても悲しくなりました。