犬が欲しい。でも今飼っているインコのピピちゃんがいるから
飼えないとお母さんに言われて
(ピピちゃんが死んじゃえばいいのに)って思ったかんちゃん。
子どもってすごく素直で短絡的でちょっぴり残酷なんですよね。
でもそれは大人に比べて経験が少ないから
当たり前の発想だとも言えるかもしれませんね。
かんちゃんにとっては自分が考えたとおりに事が運んでしまって
すごくショックを受けた形になってしまったけれど
とても貴重な経験だと思います。
こうやって子どもの中に命の重さとか慈しみとかが芽生えていくんですよね。
お父さんがいっしょに悲しみを分かち合ってくれるラストの場面はとってもステキですね。