「95歳の私から、10歳の君たちへ」に興味をひかれて、図書館で借りてきました。
10歳の子どもが、自分で手にして自分で読む分には、十分良い絵本です。
優しくかわいらしい絵と、、「命=時間」という表現の仕方・教え方も、子どもが読んで理解しやすいと思います。
ただし、個人的には少々期待外れでした。
多分私が、読み聞かせで使用しようと思っていたからだと思います。
日野原医師が行った授業の様子を絵本にするという、それ自体はとーっても良いのですが、語りが第3者なのがちょっと不満と言えば不満でした。
日野原医師の視点で書いてほしかった・・・・。
授業の様子を第3者の視点から書いていて、それをまた別の読み手が読み聞かせる・・、なんとなくウソくさくなってしまいそうなので、読み聞かせに使用するよりも、子供が自分で読んだ方が良い絵本だと感じました。