一昔前の「サビの歌詞がそのままタイトルになってる・・」じゃないけど
内容と違わぬ、イメージ通りの内容のお話でした。
小学生の男の子が、
夏休み中にすごした図書館で、
本だけでなく、いろんなものを見つけます。
友情、家庭環境の問題、もちろん、素敵な本との出会い・・。
こんな図書館が近くに会ったらいいなぁと思うような
素敵な図書館で、
そこにいる(描かれている)司書さんが、また素敵なんです。
その司書さんの
「図書館に来る人が本に興味がなくてもいいと思ってる。
それでもここにたくさんの本があることがとても大事」
というセリフは、とても光ります。
『そこに本がある』
それは、いろんなものへの出会いの扉が、そこにあるということだと思う。
いつもそこにあって、どんなときにも迎え入れてくれる存在を感じました。
図書館利用の指南書にもなりそうな一冊です。