文章は多くなくて、3歳の弟も大好きになった童話絵本です。いろんな車が登場したり、のどかな田園風景が広がっていたりと、読んでいるうちに大人のほうがほっとするというか、こんなほのぼのとした出来事っていいですよね。
おじさんがタクシーに乗って隣村まで行こうとしますが、途中渋滞が出来て前に動きません。そのまま、20分待っているとタクシーの運転手さんが何があったのかと、前の車に聞きます。前の車の運転手さんも、その前の車に聞きに行くという具合にどんどん前にたずねにいきます。途中で、「ダンプでもパンクしたんだろう」と言われたので、今度はそれを後ろの運転手さんに伝えていくのですが、内容が毎回変わっていって、おもしろい絵本です。最後には、パトカーまで登場する騒ぎとなりますが、ことの発端はなんとも楽しい出来事でした。