中学校でよみきかせをした方の報告で、対象は3年生、テーマは「進路」何冊かの合間に、この「たまごにいちゃん」を読んだのだそうです。そうしたら「なんで絵本なんだよ〜」とあからさまにバカにしたような態度をとって、教室の後ろの方に居た男子生徒がいたそうです。ところが、読み始めたら、幼児のように身を乗り出してきて真剣に観て、感想文には「まだ未熟な時期で、受験を前にした不安定な気持を汲み取ってくれて、この題材を選んでくれたんですね」とあったとか・・・「おはなし会を通じて意外性を発見する事も本当に多いです。」ということでした。
感受性の強い時期だからこそなのでしょうか。
大型絵本を借りてきて息子に「どう?」と言ったら、「でけぇ!¥9,000!!高けぇ。う〜ん、微妙。あっ!あのへんしんトンネルの人か?」とのこと。次の日も気になるのか、また見て「殻ついてんじゃない?」(^^ゞなんか、惹きつける絵本のようです。