かんた少年が森の守り樹のような樹の穴に吸い込まれて
不思議な世界へ足を踏み入れ、
おかしな三人と遊ぶ物語です。
なんかどっかで読んだことのあるようなお話だなと思ったら、
初めのほうは「トトロ」、
中盤から終盤は「怪獣たちのいるところ」に似ています。
特に、おかしな仲間と楽しく遊んだものの、
みんなが寝てしまいお母さんが恋しくなるあたりは、
「怪獣たちの」のマックスのようでした。
最後は現実にもどって、お母さんの
「ごはんよー」という声が聞こえるのが、
暖かくてとてもいいです。
どれだけ冒険しても家に帰ればお母さんが待っていてくれる。
その安心感があるからこそ子供は冒険できるんですね。