この色が今の季節の空の色だなぁ〜、表紙絵をじっと見たらなんとシャノンさんの作品でした。
シャノンさんの作品では、夏に息子と読んだ「こうしてぼくは海賊になった」という秀作が忘れられません。
こちらもどれどれ?と読んでみました。
愉快愉快。
動物が自転車に乗るという発想が、小さいお子さんにうけそうです。
途方も無い事を思いついたアヒル君の姿に、出会う動物たちは様々なリアクション。
私は、イヌくんとネズミくんの台詞が素直で可愛いなと思いました。
羨ましいという気持ちを心の底から言葉に出していえる年頃って短いような気がします。
それにしても、迫力ありますね。
見開きいっぱいに描かれた動物たち。
そして、校舎の脇に駐輪された子どもたちの大群の自転車たちを凝視する動物たちの目に爆笑!
そして、次ページでさらに笑ってしまいました。
このページでお子さんは盛り上がるだろうなぁ〜。
エンディングが、またなんともお洒落。
小さい読者さんたちに夢を残してくれて、お話が閉じられています。