「じてんしゃに乗るアヒルくん」
こういう発想は、どこで思いつくのだろうか?
アヒル君は、ある日、思ったらしいのです。「自転車に乗れるか試してみよう!」と。
どう考えても、あの体型に自転車は...と思うのだけれど、けっこう上手に乗れてしまったりするわけです。
道行く先々で、動物たちに出会い、動物たちは、自転車に乗るアヒル君を見て、いろいろ思う。
危ないなぁ、とか、かっこいいなぁとか、見せびらかし屋め、とか。
何ページもずっとその繰り返しで、なかば、ふ〜ん...と飽き気味になったところ、最後が圧巻でした。
アヒル君には、一見、冷めた目をむけていたような動物たちも、みんな、自転車に乗ってみよう!と思ったわけです。
「すごい。みんな自転車に乗れるんじゃん。」
と4歳の息子。
しかも、2人乗り自転車あり、三輪車あり。
にわとりに、やぎに、ぶたに...大きいのや小さいのが、み〜んな自転車に乗る姿が楽しい。
そして、かるがる自転車に乗りおおせたアヒルが、次にねらったのが、トラクター?
終わりもよし!です。