子どもはあかんべえが大好き。やるのも好きだし、人が驚くのを見るのも大好きです。
ノンタンは多分あかんべえを覚えたばかりで使いたくて仕方がなかったんでしょうね。皆に「ひどいよ、ひどいよ」と言われても、悪気はゼロで、あかんべえの成功に大喜びしています。
我が家の子ども達は、あまりあかんべえをしないまま成長してしまいましたが、ノンタンがあかんべえをするのを見るのと大喜びしています。大きくなった今でも、たまにこの本を読むと うひゃうひゃと喜びます。何かスカッとするものでもあるのでしょうか。
最後はおひさまにあかんべ返しをされるわ、お部屋のあかんべ(?)には驚かされるわと散々なノンタンですが、そんな仕打ちにあっても、やっぱりあかんべえの魅力には勝てないようですね。
子どものウズウズしているいたずら心をとても上手く描いた作品だと思います。