すごく古い本です。
後ろを見たら日本の初版は1970年とあります。
「時間」についての絵本は、日本ではまついのりこさんの「とけいのほん」が有名ですが、
この絵本の作者は、小さな、時間の概念がまだない子ども達でも理解できるように、考え考え文を書いてくれたんだな〜と、読んでいてつくづく思いました。
学校に入ると、先生方が子どもたちに「時計を見て行動するように」と促しますが、実際に時間の概念を理解できるようになるのは小学校の中学年位になってからだそうです。
だから、この絵本は幼稚園の年長さん位から、小学校低学年くらいの子に特に読んでほしいな〜。と思います。
時間についてが、楽しく、分かりやすく触れられています。
特にページを開いてすぐの鼓笛隊のような人たちがやってきて、去っていく絵を使って、おおよその「時」について絵がいてくれているところが気に入っています。