はずかしくてすぐにクルリンっと丸まってしまうハリネズミのくるりん君のお話です。森の仲間とお友達になりたいのに、「こんにちは」が言えなくてお母さんと練習します。ついに一人で散歩に出たくるりん君は、にわとり、きつねに出会っても「こんにちは」がうまく言えませんでした。くまに出会うとドキドキしすぎて気絶してしまいます。目が覚めてみると森の皆が心配してくれていて、くるりん君はやっと「こんにちは」が言えました。というお話ですが、絵がとてもかわいくて、最近の子どもの一番のお気に入りです。森の動物に出会う場面では、木の影からこっそり見に来たお母さんの背中や、鼻なんかがのぞいています。隠れているお母さんを最初に子どもがみつけました。はずかしがりやの子にお勧めです。