子供がふと選んだ絵本ですが、読んで私がドキッとさせられました。
卵がかえるのを待つワニ。
みんな子ワニが生まれてくるのを心待ちにしています。
ワニのガーパの元にだけ、生まれてきたのはヒナ。
ガーパとヒナは好奇の目にさらされながら親子になっていきます。
他のワニの親子を見て、羨ましいと思ってしまうガーパ
そんなガーパを見て、泳げないのに水に入っておぼれかけるヒナ
そんなヒナを見て、自分を恥ずかしく思うガーパ
どのシーンにも
親として、友達として、子供として、社会人として、地域の大人として
いろんな立場の自分に光を差してくれる強いメッセージが現れていて
勇気をもらえたり、素直になれたり、優しくなれる きっかけをくれる絵本 と感じました。
次女(6歳)が絵本を選んできたのですが
8歳の長女の方はなにか思うところがあったようでした。
何度も何度も読んであげたい、絵本です。
私も何度も、読もうと思います。