作者のグスティがさあてよいこのみんな、最後のショッキングなおちにいつごろ気づくかなァとブラックな微笑を浮かべているように感じます。
最初メキシコの絵本だから、メキシコの人達はハエになんらかの愛着を感じて、ハエに海水浴か、プールで遊ばすなど、しているのかなぁ。メキシコの人達の祖先は伝説などでハエだったのかなと文化の違いなどを考えていました。ところが半分ぐらいいったときに茶色の布地を見つけてもしやあれでは……と思ったところでオチがわかりました。そしてぐるぐるではっきりとわかり、最後の言葉ではっきりそれとわかりました。
そういえば、オチを知ってから最初のページから出てくる背景をみたらあれだとわかるし、まっくらもわかる。その他もろもろもわかってきます。
下品なしもねたものだけど、笑えます。姪っ子などは気にいって気にいって、爺ぃ、婆ぁ、母親にもにたにた笑いながら読んであげていました。