この「くんちゃんシリーズ」、ずっと気になっていたのですが、やっと読むことができました。
2色刷りのような絵が素朴な雰囲気です。
そして見返しに描かれたくんちゃんのおうちの中の様子がとてもかわいい〜。それを見て、このシリーズはきっと好きになる!と確信しました。
朝起きて、何もすることを思いつかないくんちゃんは、お母さんに「何をしたらいい?」と聞いてばかり。とうとうお母さんに、「自分で何かすることを見つけなさい」と言われてしまいます。
そこで外に出たくんちゃんは、はじめこそ所在なさそうにしていますが、一本の木切れを見つけたところからどんどん忙しくなっていきます。
きれいな小石を拾ったり、くるみを集めたり、落ち葉で山を作ったり。
うちの娘と一緒だな〜と思いました。
子どもって、「暇だよぅ」と訴えていたはずなのに、いつのまにやら集中して遊んでいたりするんですよね。
そういう経験ってとても大切なんだろうと思います。
やっぱりこのシリーズ気に入りました。これから順番に読んでいきます!