どちらかというと、表紙のような紙芝居師が記憶にある
年齢向けかもしれません。
もっとも、私が住んでいる地区は数年前、奇跡的に
「やっさん」という紙芝居師が巡回していた時期があって、
私もそこで初めて街頭紙芝居なるものを拝見した次第。
もっとも、小さかった我が子たちは、その迫力に、
震え上がってしまいましたが。
老齢の紙芝居師が、久しぶりに街頭紙芝居を披露します。
そこに、回想シーンが入ります。
丁寧に描かれた絵が、とても臨場感たっぷりで、
ドキュメンタリー映像を見ているようでした。
老齢の紙芝居師夫婦の、静かな生活ぶりも垣間見えます。
今、読み聞かせの一環で行う紙芝居とはひと味もふた味も
違います。
伝統の紙芝居文化についてもきちんと学んでおきたいですね。