娘が初めてピーターラビットに出会ったのは、
誕生祝にプレゼントしていただいたマグカップの絵でした。
コップで飲めるようになり、おしゃべりができるようになり、
そして、ピーターラビットのおはなしもわかるようになった娘。
家にあるのは原書ですが、ママがその日の気分によって
好きなように変えて読むお話を、楽しんで聞いてくれています。
娘も、いたずら好きで、ママが「ダメ」ということは
何でもおもしろがってしたがり、もしも娘がピーターだったら、
きっと間違いなくマクレガーさんの畑にもぐりこんで、
同じ目に遭っただろうな、と想像しながら読むと、
余計に感情移入してしまいます!
ハラハラ、ドキドキの連続。
ピーターが植木鉢の中で息をひそめて隠れているシーンでは、
娘も身動きひとつせず、じっと縮こまっています。
そして、ピーターが全速力で畑の出口へと命辛々逃げ出す
場面では、両手のこぶしを握り締めて走る真似をします。
私には、学生時代に暮らしたイギリスの田園風景が
なつかしく思われる本でもあります。
いつか、娘といっしょに「ピーターラビットのふるさと」の
湖水地方を訪れることができたら、と夢見ながら、
3歳の娘にこの本を読んでいます。