絵は、驚くほどシンプルです。
「おはよう」「いいてんき」というところでは、太陽の絵くらいあってもいいんじゃないかと思うのですが、ネコしか描いてありません。
その猫の絵さえ、ほんとにシンプル・・・。
でも、そのシンプルさが、この本のいいところなのかなとも思います。
子供は、いやでも猫に集中しますから。
ぎったんこ、ばったんこ・・・とやっていく中で、猫たちがクルンと回ったり、どーんとしりもちをついたり。
ページを何度もぱらぱらとめくって、絵本を一緒にクルンとしてみたり、ドーンと傾けてみたり・・・。
まだ赤ちゃんだった娘も、猫がくるんとなるところで、いつも笑っていました。それがおもしろくて、私も何度も何度も読んでいました。
シーソーはまだ知らなかった年齢でしたが、赤ちゃんでも楽しめる絵本だと思います。