第二次世界大戦中に、ワルシャワでおきた出来事をもとに
書かれた本です。女の子とお姉さん、そして仲間たちは、ゲットーに住む人々に、猫の通る穴から食料を運ぶ計画をします。しかしその計画はゲシュタポに知られてしまい・・・
重い重い内容ですが、水彩画のような絵のおかげか、読み進めることができました。
子どもにも読んであげたいのですが、一文一文に、深い意味がこめられているようで、歴史の背景をうまく説明できるのか自信がありません。
最後のページのメリーゴーランドは、読むたびに物悲しく見えたり、明るく見えたり、ただそこにあるだけのように思えたり、奥が深く感じます。