男の子が、自分で釣った大きな魚をお風呂場で飼うことにしたのですが、お魚はどんどん弱っていきます。
「みずうみに かえりたい。おねがいだから、もどしておくれ」と魚に言われて湖にかえすことにします。
お魚という「だいじなともだち」と別れるのはつらいけど、なによりだいじな友達が自由に泳ぐ姿を見て幸せを感じて・・・
あかるくポップな絵の絵本ですが、語り口調がとても優しいです。
本当に相手を思うなら、束縛じゃなく自由にしてあげることを男の子が肌で感じた事が、その優しい文から溢れるように伝わってきました。
今日も釣りから帰った息子は、釣った魚は美味しく頂きます。
命を釣ったのなら、最後まで。我が家の家訓???です(笑)