南仏で見たガーゴイルたちは、雨どいだったのですね。
現地の方に魔除けだと教えてもらったのですが、ただの飾りではなく使い道もあったのですね。
そうそう、こんな風に軒下から突き出していました。
そしてこんな話を思い浮かぶのがわかるような様相を呈していました。親しみを覚えます。
さて「おもちゃのチャチャチャ」よろしく夜の世界で、ガーゴイルが息抜きするお話ですが、モノクロで繊細なデイヴィット・ウィズナーの絵が、なんとも味を醸し出しています。じっくり眺めて楽しめます。
ルビはありますが、そこそこファンタジーも経験し、様々な語彙が理解できる小学校高学年からが楽しいでしょうか。
ガーゴイルって、本だけでなくファンタジーベースのゲームにもよく出てきますよね。案外子どもには身近なのかもしれません。