自分も幼い頃から馴染んでいる赤羽末吉さんの絵本。
改めて目にするとその色の美しさに気づきました。
川の水の青・白い犬っこの眩しいくらいの白さ。
そして構図の大胆さ。
まめじさまの絵は平和に。
強欲なそばがらじさまにバチがあたるときは迫力いっぱい!
画面いっぱいに身をよじるじさま・・・。
それからちょっと難しいかな・・?と思うほどのなまり言葉。
あまりに難しい言葉・知らないような言葉には下に小さく注釈が付いています。
でもそれが楽しくもあり。
「むりむり大きくなって」とか「ばんがばんがとたたいた」とか。
我が子は「このお爺さん・・・ひどいね・・犬も殺しちゃったし、
するすも壊しちゃって・・・なんでそんなことするんだろう・・」
と眉をひそめていましたが、さいごの
「とっぴん ぱらり ぷう」の響きが面白かったらしく
最後だけもう一度読んで!とせがまれました。