のはらに建つ陽気な家が、住む人を失い、季節がうつろい、さみしい思いをしながらも、大切なものを見つける・・・というようなお話です。
住む人がいなくなると、家も生きていけないというのは、確かにそうだなあと納得。住む人がいて、必要とされてこそ家は家でありうるんですよね。
ラストは朗らかで幸せなお話なので、よかったです。
画風は可愛らしいものではなく、パッと見て子供受けする本ではない気がしますが、読み聞かせたいなと思う絵本でした。
ただ、この素敵なお話、3歳の息子にはまだそこまで良さがわからないようで・・・
もう少し大きくなれば、これで色んな事を感じ取ってくれるかしら?
期待したいと思います。