娘が大切にしている ぬいぐるみのひとつ「うさぎ」を
そばにおいて、読んでみました。
表紙だけで、胸にこみ上げてくる雰囲気です。
こんなに素敵なのに 自分に自信がもてない うさぎ。
でも、ぼうやにはちゃんと伝わります。
子ども部屋の隅っこで暮らす うさぎ。
偶然とはいえ、ぼうやに愛されるようになった うさぎ。
ぼうやとのしあわせな時間。
ぼうやの病気。
そして、別れ・・・。
切なすぎる再会・・・。
もう、どのページも、胸が詰まって、何度も何度も
泣きそうになりました。感想を書いている今さえ泣きそう。
娘も、ページが進むにつれ、自分の「うさぎ」を
ぎゅぅって、ちから強く抱きしめてました。
物を大切にしましょうとか、そんなレベルではないです。
読むだけで、大人たちにも、こども達にも、
胸にぎゅぅぅぅって、伝わってくる作品です。