私が自分へのプレゼントとして酒井さんのサイン本を購入しました。
私が好きだった絵本。
でも、3才の息子には理解ができないだろうと読んでいませんでした。
ぬいぐるみが焼かれそうになる場面があるし、なんだか悲しい話なので。
サイン本なので、あんまり触られたくないってのもあったのですが。
ある日、見つけられてしまい読んでとせがむので、どうせ最後まで読むまでに飽きるだろうと思っていたのですが・・・
意外と最後まで黙って聞いていました。
ぼうやが病気になって焼かれる場面では「なんで焼かれるの?」と何度も聞かれました。そこの説明は難しく理解できなかったようです。
今は病気になったからといって、ぬいぐるみを焼くなんてことしないですもんね。
「男の子に愛されたぬいぐるみが本物のうさぎになる。」という設定に自分を重ね合わせたようで、自分のお気に入りのぬいぐるみも「本物」になるのか尋ねてきました。
どうやら、本物になってお別れするのか心配していたようです。
それは、まだ大人になる遠い先のことで、一緒にいたいと望んでいる間は一緒にいてくれるよと説明すると、「ぼくは大人になってもずっと一緒にいるよ」とぬいぐるみに語りかけていました。
私が大人にしか理解できないだろうと読んでいなかったんですが、3才は3才なりに感じる考えているのですね。