絵もお話も何度でも見たくなる絵本でした。
少し長いお話ですが、3.4歳の子供なら
内容がしっかり理解できなくても共感することはできると思います。
クリスマスのプレゼントとして、
ぼうやの家にやってきたビロードのうさぎ。
一度はおもちゃの棚に忘れられてしまいます。
でもぼうやと一緒に遊んだり眠ったりするようになり
ぼうやに「ほんとうのうさぎ」と可愛がってもらえますが…。
我が家の上の子は眠る時お気に入りの毛布がありました。
下の子にはお気に入りのぬいぐるみがあります。
5歳になった今では色も変わりぺっちゃんこです。
このボロボロのぬいぐるみが消えたとき、
この絵本を思い出してくれるでしょうか。
おもちゃにも色々な想いがあることを信じて
おもちゃを大切にしてくれるかな?
絵本に興味のなさそうなパパが
「絵本らしい絵本だなぁ」なんて
珍しく感想を漏らしていました。
クリスマスにぬいぐるみと一緒に
プレゼントしたくなるような絵本です。