ある夜のこと、トリッポンのところに、おばけが、
「星をつりに行こうよ。」
と誘いにきました。
えっ?!おばけなの?そんな風には見えないけど…と、私は思いましたが、トリッポンは何の疑いもなく、ついていくことにしました。
でも、頭のなかは、星って釣れるの?どこで釣るのと、疑問だらけだったと思います。
それなのに、黙ってついていくトリッポン、会話も普通にしているので、読みながら、ワクワクが止まりませんでした。つりざおを準備して、えさをつけ、いざ…
釣った魚はどうするの?
次から次に浮かび上がってくるはてな?を楽しみながら、不思議な感覚を味わうことができました。